会社にファイルを追加する

会社のエクスポートがハルノに読み込まれるまでの流れ、各ファイルの読み取り方、ハルノが拒否するファイルとその理由、後からファイルを追加・削除する方法を説明します。

会社にファイルを追加する

会社のファイルは、その会社のセットアップページにある[データを追加]エリアで追加します。ハルノは Excel ワークブック(.xlsx)、CSV ファイル、PDF ファイルを受け付け、各ファイルを帳簿内のその会社専用フォルダにコピーして、すぐに読み取ります。元のファイルが移動されたり変更されたりすることはありません。Windows 版ハルノにも同じ[データを追加]エリアがあります。詳しくは「Mac 版ハルノとの違い」をご覧ください。帳簿が QuickBooks から取得される会社([会社を追加]▸[QuickBooks から])は、同期した月と照合レポートの PDF だけで決算します。「QuickBooks と会社の帳簿」をご覧ください。

  1. [ポートフォリオ](⌘1)を開き、会社のカードをクリックします。追加したばかりの会社は、自動的にセットアップページで開きます。

    先に会社を追加する場合は、「ポートフォリオと会社」をご覧ください。

  2. ファイルまたはフォルダを[データを追加]エリアにドラッグするか、[ファイルをアップロード]または[フォルダを開く]をクリックします。

    [ファイルをアップロード]を選んだ場合は、ファイルを選択して[ファイルを追加]をクリックします。

  3. ハルノがファイルをコピーして読み取るまで待ちます。読み込みは 1 社につき同時に 1 件しか実行されず、実行中にドロップしたファイルは無視されます。
  4. マッピングを下書きする前に、[<会社名> にデータを追加しました]シートを確認します。

    各行の意味は「読み込み結果の見かた」で説明しています。

マッピングを下書きした後は、代わりに[帳簿]メニューからファイルを追加します(「マッピングの下書き後にファイルを追加する」をご覧ください)。

ハルノが受け付けるファイル

追加されるのは .xlsx、.csv、.pdf ファイルだけです(拡張子の大文字・小文字は問いません)。それ以外の種類のファイルは、「Excel(.xlsx)、CSV、PDF のいずれのファイルでもありません。」という理由とともに一覧に表示されます。フォルダの中にある場合は一覧には載らず、「ほかのファイル 3 件は追加しませんでした。Haruno が追加するのは Excel(.xlsx)、CSV、PDF ファイルだけです。」のように件数だけが示されます。エイリアスとシンボリックリンクは、「リンクをスキップしました。取り込むには元のファイルまたはフォルダを選んでください。」と表示してスキップされ、アプリケーションと書類のパッケージもスキップされます。

PDF が読み取られるのは、QuickBooks の照合レポートである場合だけです(「照合レポート」をご覧ください)。32 MB 以内で、ページの画像ではなくテキストを含み、パスワードで保護されていないものが対象です。それ以外の PDF はコピーされますが、読み取られません。Mac 版ハルノは「コピー済み · 未使用」と表示し、その理由を示します。Windows 版ハルノでは、弥生会計 Next の残高試算表の ZIP(.zip)も追加できます。ZIP は 64 MB 以内で、[ファイルをアップロード]で単独で選びます。フォルダ内で見つかった ZIP は追加されません。ファイルは弥生会計が書き出したままにしてください。作成日時を示す「処理日時」の行がないファイルは、対象外になります。このファイルで決算する会社は、JPY で報告します。Mac 版ハルノでは、この ZIP を追加できません。

フォルダを追加すると、その時点でフォルダ内にあるもの(サブフォルダを含む)がコピーされます。ハルノがフォルダを監視することはありません。フォルダ内の Excel ファイル、CSV ファイル、PDF ファイルはすべてこの 1 社に追加されるため、この会社のファイルだけが入ったフォルダを選んでください。下書きは各財務諸表のエクスポートを 1 つずつ使って作られるため、会社の過去分は、1 か月ごとに 1 ファイルにするのではなく、全期間を 1 つのレポートにして、月ごとに 1 列でエクスポートしてください(同じ財務諸表のエクスポートが 2 つある場合、下書きは最新の月まで含むほうを使い、同じ月で終わる 2 つのうちでは、あとにエクスポートしたほうを使います)。詳しくは「新しい会社の最初のエクスポート」をご覧ください。

すべての会社に必要な 2 つのファイル

ファイルから設定するどの会社にも、マッピングを下書きするには、貸借対照表と損益計算書のエクスポートが必要です。月次決算にはその両方が必要なためです。ハルノが会社のファイルを 1 つでも認識すると、両方がそろうまで[マッピングを下書きする]は無効のままになり、セットアップページに不足しているものが次のように表示されます。

  • 「これらのファイルに貸借対照表はありません。月次決算には貸借対照表が必要です。マッピングを下書きする前に、会社の貸借対照表のエクスポートを追加してください。」
  • 「これらのファイルに損益計算書はありません。月次決算には損益計算書が必要です。マッピングを下書きする前に、会社の損益計算書のエクスポートを追加してください。」
  • 「これらのファイルには貸借対照表も損益計算書もありません。月次決算には両方が必要です。マッピングを下書きする前に、それらのエクスポートを追加してください。」

ハルノが貸借対照表または損益計算書として読み取れるファイルだけが、要件を満たすものとして数えられます。たとえば、四半期の列がある損益計算書は、[読み取り形式]に[自動(損益計算書)]ではなく[自動(財務諸表)]と表示されるため数えられません。ハルノが開けなかったファイルも、まったく数えられません。ハルノがどのファイルも認識できない場合、[マッピングを下書きする]は有効のままですが、「none of these workbooks reads as a statement export」(これらのワークブックはどれも財務諸表のエクスポートとして読み取れません)で始まる文とともに、下書きは拒否されます(「[マッピングを下書きする]が使えないとき」をご覧ください)。

それ以外はすべて任意です。「会社が送るもの」と「重要なエクスポート設定」をご覧ください。

コピーの保存先

コピーは、帳簿内にあるその会社のエクスポートフォルダに保存されます(「帳簿の保存場所」をご覧ください)。追加した後に元のファイルを編集しても、ハルノには何も反映されません。編集したものを使うには、もう一度追加してください。以前のコピーの隣に、番号が付いた名前で保存されます。コピーは、決算に一度読み取られるまで削除できます。その後は残り、決算のたびにコピーが元のファイルの後に読み取られるため、コピーの数値が使われます。ファイルの追加は Mac 上で完結します。何も送信せず、弥生会計には何も書き込まず、AI の使用量枠も消費しません。

ハルノがファイルを読み取る仕組み

ハルノが読み取るのは、ファイルを最後に保存したときに表示されていた値です。ファイルが何であるかは中身から判別します。会計ソフトのレポートはタイトル部分、Stripe や HubSpot のエクスポートは列見出し、お客様の事務所が管理しているワークブックはセルにある目印の語、QuickBooks の照合レポートの PDF はタイトルと「Summary」で判別します。数式を再計算することも、字下げ・太字・フォントを手がかりにすることも、数値がどの期間のものかを推測することもありません。

ハルノが読み取るそのほかのファイルについては、「その他のレポート」と「会計ソフト以外のデータソース」で説明しています。試算表が対象にするのはそれ自身のシートだけです。そのため、1 つのワークブックに「Trial Balance」「Balance Sheet」「Profit and Loss」の各タブがあれば、3 つすべてとして読み取られます。

レポートの種類を決めるタイトル部分

ハルノは、レポートのタイトルからレポートの種類を判別します。大文字・小文字は問いません。

タイトルに含まれる語ハルノが読み取る種類
Balance Sheet貸借対照表
Profit and Loss、Income Statement、Statement of Operations のいずれか損益計算書
Statement of Cash Flows または Cash Flow Statementキャッシュ・フロー計算書
Trial Balance試算表

「Profit & Loss」「P&L」「Statement of Financial Position」は認識されません。時間以外の要素で区分されたレポート(たとえば拠点別の貸借対照表)は拒否されます(「by Month」と「by Quarter」は区分に含まれません)。区分されたレポートのうち、ハルノが読み取るのはクラス別損益計算書だけです。

すべての数値はいずれかの月末に属します

ハルノはすべての数値を月末に対応付けて記録します。元帳には週も四半期もありません。そのため、損益計算書は 1 か月につき 1 列でなければなりません。四半期の列は、その最終月 1 か月分の実績として記録されてしまうためです。期間は、列の見出しで決まります。

列の見出しハルノの読み取り方
Jan 2026, January 2026, Sept 2026, Jan. 2026その月として読み取ります。
Mar 31, 2026 または As of Mar 31, 2026その日付として読み取ります。損益計算書では、日付の列は 1 か月ずつ離れている必要があります。貸借対照表では、その月の末日より前の日付は取り込まれません。
Total, YTD, Year to date, Total YTDエクスポート自身の合計です。無視されます。
Q1 2026、Jan - Mar, 2026 のような期間の範囲、または年初来の 1 列のみ損益計算書では拒否されます。月ごとに 1 列でエクスポートしてください。四半期の見出しは、どの財務諸表でも期間として扱われません。
Sep 1-23 2026 のように月の途中までの列スキップされ、下書きの際に「the Profit and Loss column 'Sep 1-23 2026' covers only part of September 2026, so its figures are not imported …」(損益計算書の「Sep 1-23 2026」列は 2026 年 9 月の一部分しか対象にしていないため、その数値は取り込まれません…)という注記が付きます。ほかの月は取り込まれます。
前年(PY)、パーセンテージなど、その他の見出しスキップされ、その列について「states no period and is not the export's own total」(期間が示されておらず、エクスポート自身の合計でもありません)という注記が付きます。エラーではありません。
2026-09-30 または 09/30/2026期間としては読み取られません。
  • 月名は英語で読み取られます。列は新しい月から順に並んでいても構いません。「Total」列は必要ありません。「Total」列と「% of Income」列の上にある、独立した行の月見出しも読み取られます。
  • 見出しが「Total」の 1 列だけの貸借対照表は、「As of June 30, 2026」のようにタイトルにある日付で記録されます。この日付は月の末日でなければなりません。1 列だけの損益計算書は、「September 2026」のようにタイトルが 1 つの月を示していれば受け付けられ、「September 1-30, 2026」のように日付の範囲を示すタイトルでは拒否されます。
  • 列のない月は存在しないものとして扱われ、空白のセルはゼロとは見なされません。動きのない勘定科目が会計ソフトによってレポートから省かれている場合は、その月はゼロとして扱われます。

勘定科目、セクション、小計

ハルノは、会計ソフトのレポートを読むときと同じように、勘定科目と小計を見分けます。

  • 後の行に同じ見出しの合計行(「Total for」に同じ見出しが続く行)がある見出しは、セクションです。
  • 月の列に、数式ではなく値として入力された数値が 1 つ以上ある行は、勘定科目です。3 桁以上の数字で始まる見出し(「1010 Checking」など)は、番号付きの勘定科目です。
  • 「Gross Profit」(売上総利益)や「Net Income」(当期純利益)のように、数値がすべて数式である行は、財務諸表自身の計算であり、勘定科目ではありません。損益計算書でそのように読み取られるのは、「Gross Profit」(売上総利益)、「Net Operating Income」(営業利益)、「Net Other Income」(営業外損益)、「Net Income」(当期純利益)だけです。数式だけの別の行があると、その財務諸表は拒否されます。
  • 自身の数値と自身の合計行(「Total for」)をもつ親勘定科目は、セクションと勘定科目の両方として読み取られるため、その勘定科目自身に記帳された分も集計に含まれます。

番号のない勘定科目は、親科目から子科目までをコロンでつないだ完全なパス(「Job Expenses:Job Materials:Plants and Soil」など)で識別されます。「Current Assets」のようにレポートが固定で付ける種類の見出しは、パスに含めません。そのため、番号のない勘定科目の名前を変更すると、新しい勘定科目として届きます(「勘定科目番号」をご覧ください)。なお、同じ名前で番号のない勘定科目が貸借対照表と損益計算書に 1 つずつある場合、ハルノは現時点ではその 2 つを区別できません。

勘定科目の分類方法

番号付きの勘定科目は、番号の先頭 1 桁から種類が決まります。確認フォームでは、この慣行を確認するよう求められます(各桁の意味は「お客様だけが答えられる質問」に一覧があります)。番号のない勘定科目の種類は、次の順で決まります。まず、ハルノが把握している場合は、会計ソフト自身の種類です。たとえば「Exchange Gain or Loss」(為替差損益)は「Other Expense」(その他の費用)になります。次に、同じ表示科目にある番号付き勘定科目の種類、最後に、その勘定科目が属するセクションの種類です。セクションの種類は、損益計算書では「Income」(収益)、「Cost of Goods Sold」(売上原価)、「Expenses」(費用)、「Other Income」(その他の収益)、「Other Expenses」(その他の費用)のいずれか、貸借対照表では「Assets」(資産)、「Liabilities」(負債)、「Equity」(純資産)のいずれかです。そのどれにも当てはまらない場合は「Equity」(純資産)に分類され、確認フォームには、これが推測であり確認が必要であることが表示されます。

発生主義・現金主義の別と通貨

ハルノは、会計ソフトがレポートの下に印字するフッター(「Accrual Basis」の後にエクスポートした時刻が続く行)から発生主義か現金主義かを読み取り、読み込み結果に「発生主義」または「現金主義」と表示します。キャッシュ・フロー計算書のフッターには発生主義・現金主義の記載がなく、お客様の事務所が管理しているワークブックのようにフッターのないファイルにも記載がありません。この 2 つはどちらも受け付けられます。決算は現金主義の貸借対照表や損益計算書を拒否しますが、現時点では、下書きの段階でどちらの主義かは確認されません(「重要なエクスポート設定」をご覧ください)。

ファイルが通貨を示すのは、タイトル部分だけです。「Amounts in EUR」や「(EUR)」のような表現の中の ISO コード、€ や £ のようにどの通貨かが明確な記号、CA$ や AU$ のように前に文字が付いたドル記号、「euros」や「pounds sterling」のような語句が該当します。$ だけの表記は何も示さないため、会社の自国通貨による通常のエクスポートに問題はありません。「1020 USD Operating」のように勘定科目名に含まれる通貨コードは、通貨の指定とは見なされません。換算は行われないため、数値が報告通貨で届くまで、決算はその会社を拒否します(「通貨」をご覧ください)。ファイルによって会社の報告通貨や会計年度末が設定されることはありません。どちらも「会社の詳細」で選びます。

Excel、CSV、千単位の数値

会計ソフトの財務諸表は、すべて Excel(.xlsx)でエクスポートしてください。ハルノは Excel エクスポートの数式から計算行と小計を読み取りますが、CSV には数式がありません(「CSV ではなく Excel」をご覧ください)。CSV が適しているのは Stripe と HubSpot のエクスポートです。CSV は UTF-8 のカンマ区切りである必要があります。日付は「2026-03-04」のように書かれている場合にだけ日付として読み取られ、財務諸表では「(1,234.56)」と「$1,234.56」は数値として扱われません。

表示されているシートに「('000)」や「in thousands」というバナーがあると、下書きは財務諸表を千単位で表示し、その確認を求めます。バナーが古いままだと、1000 倍の誤りになります。保存される数値は、常にファイルに書かれているとおりです。

[読み取り形式]:[自動]が見つけたもの

セットアップページの[会社のファイル]リストにある各ファイルには[読み取り形式]ボタンがあり、ハルノがそのファイルを何として認識したかが表示されます(たとえば[自動(損益計算書)])。[自動]とだけ表示されている場合は、何も認識されていません。この名前はファイル名ではなくファイルの中身から決まるため、ハルノが各ファイルを正しい種類として見ているかを確かめる最も手早い方法になります。Excel ファイルの名前を変更しても何も変わりません。マッピングを下書きした後は、CSV の名前を変えないでください。マッピングは CSV をファイル名で識別するため、名前を変えたものはすべての決算で対象外になります。ただし、ハルノが作る invoices 2.csv のような番号付きのコピーは、同じファイルとして扱われます。

メニューには、[自動]のほかに、[レポーティングパッケージ](お客様の事務所独自の財務報告パッケージ)、[財務諸表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書)]、[照合](会社自身の照合ワークブック、または QuickBooks の照合レポートの PDF)、[予算]、[業務指標の入力]、[取引明細](「A/R Aging Detail」、「A/P Aging Summary」または「A/P Aging Detail」、「Transaction List by Vendor」、「Recurring Template List」。順に売掛金の年齢別明細、買掛金の年齢別の概要または明細、仕入先別の取引一覧、定期取引テンプレート一覧です)、[試算表]、[クラス別損益計算書]、[請求プラットフォームの請求書](Stripe)、[CRM の商談](HubSpot)、[顧客別売上]があります。

選択は下書き全体に適用されます

弥生会計からエクスポートしたファイルで設定した会社では、すべてのファイルを[自動]のままにしてください。[読み取り形式]での選択は、下書き全体に適用されます。1 つのファイルを[予算]に設定すると、下書きのカードに「3 件のファイルを読み取ります。すべて『予算』として扱います。」と表示されます。この場合、貸借対照表と損益計算書は下書きされず、もう一度下書きするまで、その会社は決算できません。異なる読み取り形式を設定したファイルが 2 つあると、下書きは止まります。選択は保存されず、会社のページを開いている間だけ有効です。

ハルノが読み取るどの種類にも当てはまらないファイルには、[会社のファイル]で、決算では何も読み取られないファイルであることを示す表示が付きます。弥生会計のエクスポートで設定した会社では、下書き全体に読み取り形式を無理に指定するのではなく、ハルノが認識できる形式でエクスポートし直すか、そのファイルを対象から外してください(「ハルノが拒否またはスキップするファイル」をご覧ください)。

読み込み結果の見かた

読み込みが終わると、[<会社名> にデータを追加しました]というタイトルのシートに、「2 件のファイルを追加しました · 1 件は別の会社のもの · 1 件は認識できませんでした · 1 件はマッピング対象外 · 1 件は未使用 · 1 件をスキップ · 1 件は追加できませんでした」のような要約が表示され、その下に、すべてのファイルについて、そのファイルがどうなったかと、ハルノが中身から見つけたことが一覧表示されます。何もコピーされなかった場合、要約は「ファイルは追加されませんでした。別のファイルまたはフォルダを選んでください。」となります。何も認識されなかった場合は、「ファイルを保存しました。下の結果で、Haruno が読み取れたファイルを確認してください。」となります。セットアップ中は、同じ結果がセットアップページの[読み込み結果]にも表示されます。Windows 版ハルノにはこのシートがなく、結果は[読み込み結果]にだけ表示されます。下書きの前に確認してください。現金主義のエクスポート、月の途中までのエクスポート、通貨が違うエクスポートを見つけるには、これがいちばん手早い方法です。

各ファイルの行

ファイルの横の表示意味と対処
ラベルなし、緑のチェックマークコピーされ、認識されました。ファイル名の下の行を確認してください。
「コピー済み · 形式を認識できません」認識されなかった場合(「ハルノが拒否またはスキップするファイル」をご覧ください)と、保存値が削除されている場合(「非表示シート、数式、削除された保存値」をご覧ください)があります。
「コピー済み · マッピング対象外」ハルノはファイルを認識しましたが、会社のマッピングにはそのファイルに対応する部分がないため、次の決算では対象外になります。含めるには、マッピングをもう一度下書きする必要があります。「データを追加しました」シートにはそのための[マッピングをもう一度下書き]ボタンがあり、[勘定マッピング]タブにもあります。
「コピー済み · 未使用」ハルノが使用しないレポート(たとえば A/R Aging Summary)、または Mac では QuickBooks の照合レポートではない PDF です。理由はファイル名の下に表示され、代わりに何をエクスポートすればよいかが示されます。決算が止まることはありません。決算はそのファイルを読み飛ばします(「ハルノが読み取らないレポート」をご覧ください)。
「コピー済み · 別の会社のエクスポート」ファイルのタイトル部分に、会社のほかのファイルとは別の会社の名前があります。「これは ‹A› のエクスポートですが、この会社のほかのファイルは ‹B› のエクスポートです。別の会社のものであれば、この会社の『ファイル』タブから削除し、そちらの会社に追加してください。」と表示されます。そのまま残すと、決算はこの会社のものとして読み取ります(「ファイルを削除する」をご覧ください)。
「コピー済み · 読み取れませんでした」ハルノがファイルを開けませんでした。保存し直すかエクスポートし直して、新しいコピーを追加し、読み取れなかったファイルは削除してください。残しておくと、すべての決算が止まります(「ファイルを削除する」をご覧ください)。
「スキップ済み」と、その理由表示された理由により、コピーされませんでした。通常は対応不要です。
「コピーできませんでした」と macOS が示す理由、または「見つかりません」macOS がコピーできなかったか、コピーされる前にファイルが移動されました。現在ある場所から、もう一度追加してください。
「コピー済み · 未分析」まだ読み取られていません。セットアップページで[ファイルを再読み込み]をクリックしてください。決算は、どちらの場合でもそのファイルを読み取ります。

各ファイル名の下には、ハルノが見つけたことを示す行が最大 3 行表示されます。追加の際に名前が変更されたファイルには、「Profit and Loss 2.xlsx として、以前のファイルの隣に保存しました。決算ではそのファイルの後に読み込むため、こちらの数値が使われます。」のような行が加わります。この 2 文目が表示されるのは、ハルノが読み取り、かつ会社のマッピングも読み取るコピーに限られます。読み取れなかった、認識できなかった、またはまだ分析していないコピーには、「Profit and Loss 2.xlsx として、以前のファイルの隣に保存しました。」とだけ表示され、それ以外はそのコピー自身のラベルが示します。ハルノが受け付けなかったシートや、使用しないレポートには、その理由を示す行が別に加わります。

行例確認すること
タイトル部分(シートが 1 つのファイル)Larkspur Systems Inc · Profit and Loss · January-March, 2026会社と期間を確認します。期間が月末より前で終わっている場合、最終月は月の途中までです。
ハルノがどう読み取ったか損益計算書 · 発生主義 · 33 行 · EURレポートの種類、発生主義、通貨を確認します。通貨は、ファイルが通貨を示している場合にだけ表示されます。
エクスポートされた日時エクスポート日時: Tuesday, August 18, 2026 09:46 PM GMT-07:00先ほど実行したエクスポートであることを確認します。

[会社のファイル]リスト

セットアップ中は、ページの[会社のファイル · N]の下に、すべてのファイルが[読み取り形式]ボタンとともに一覧表示されます。このリストは、マッピングを下書きすると表示されなくなり、承認前の下書きを破棄した場合、ハルノが会社を下書きの段階に戻した場合、または承認済みのマッピングがこれらのファイルでは決算できない場合に再び表示されます。会社にレポートができた後は、同じリストが会社のページの[ファイル]タブになり、[読み取り形式]ボタンはありません。[ファイル]タブでは、会社のマッピングが読み取らないファイルに疑問符が付き、リストの下の注記に、含めるには[勘定マッピング]タブからマッピングをもう一度下書きするよう表示されます。ファイルが複数の会社のエクスポートである場合は、リストの上の注記にその会社名が表示されます。

「読み取り不可」は、ハルノがファイルを開けなかったことを示します。そのファイルは下書きの対象から外されますが、決算はそのファイルを読み取ろうとして止まります。QuickBooks の照合レポートではない PDF にも「読み取り不可」と表示され、その下に注記が付きます。PDF の場合、決算は止まらずに、そのファイルを対象外にします。開けるファイルが 1 つもない場合、下書きのカードには「この会社のエクスポートフォルダには、まだ読み取るものがありません。」と表示されます。「読み取り済み」は、ファイルは開けたものの、どの種類のファイルかを示すものがなかったことを示します。「該当なし」は、ハルノが読み取るどの種類にも一致しなかったことを示し、決算ではそのファイルから何も記帳されません。

下書きの前の確認

  • 貸借対照表と損益計算書があり、[読み取り形式]がそれぞれの種類を示しています。
  • 各ファイルのタイトルの行に、意図した期間が月末で終わる形で表示されていて、貸借対照表の日付がその月の末日になっています。
  • 貸借対照表と損益計算書に「発生主義」と表示されています。
  • 通貨が表示されていないか、表示されている場合は会社の報告通貨です。
  • 「読み取り不可」と表示されているファイルがありません。あれば下書きの前に削除してください。読み取れないファイルは、すべての決算を止めます。
  • 「該当なし」や「コピー済み · 形式を認識できません」と表示されているファイルがありません(対象から外すつもりのファイルは除きます)。
  • 各財務諸表のエクスポートは、理想的には 1 つだけです。同じ財務諸表のシートが 1 枚だけのエクスポートが 2 つある場合、下書きは最新の月まで含むほうを使い、注記でどちらを除外したかが示されます。複数のタブがあるワークブック 2 つは、引き続き「two of these workbooks are the same statement (PL) — hand in one export per statement」(これらのワークブックのうち 2 つは同じ財務諸表 (PL) です。財務諸表ごとにエクスポートを 1 つだけ渡してください)で拒否されます。

その後は、「マッピングを下書きする」に進みます。

非表示シート、数式、削除された保存値

非表示のシートと「very hidden」のシートはすべて別扱いになり、下書きも決算も、その数値を取り込みません。[会社のファイル]にあるそのファイルの行に、「シート Payroll はこのブックで非表示です。読み取りはしますが取り込みません。」のように、そのシートの名前が表示されます。注記に、同じ内容が英語で「1 hidden sheet(s) quarantined (not ingested): 'Workings'」(非表示のシート 1 枚を隔離しました。取り込み対象外:「Workings」)と表示されることもあります。非表示のシートは、作成者が提示することにした内容には含まれず、ハルノには非表示のシートを含める設定もありません。そのシートの数値を使うには、Excel で再表示して保存してください。古いコピーをまだどの決算も読み取っていない場合は、古いコピーを削除して、保存したファイルを追加します。それ以降は、保存したファイルが古いコピーの隣に追加され、その後に読み取られます。マッピングは変わりません(「マッピングを変更する」をご覧ください)。

  • 非表示のシートも、発生主義か現金主義かの判定には含まれます。非表示のシートが現金主義、表示されているシートが発生主義と示しているワークブックは、まったく読み取れません。
  • 表示されているシートの非表示の行や列は、ほかのセルと同じように読み取られます。
  • 結合されたセル範囲では、左上のセルだけが値を保持します。

数式は記録されるだけで、実行されることはありません。ハルノは Excel が最後の保存時に保存した値を読み取るため、作成者が見ていた数値がそのまま取り込まれ、ファイルの中身が Mac 上で実行されることもありません(.xlsx ファイルと CSV ファイルにはマクロを含められません)。ただし、勘定科目自身の金額の元になっている数式は例外です。その財務諸表は拒否され、該当のセルが示されるので、レポートをエクスポートし直すか、数式をその値に置き換えてください。

ワークブックの数式セルの半数を超えるセルに保存値がない場合(通常は、別のプログラムがそのコピーを作成したことを意味します)、ハルノはレイアウトだけを読み取り、数値は取り込みません。読み込み結果には「コピー済み · 形式を認識できません」と表示され、[会社のファイル]にはさらに「構造のみ読み取りました。このファイルは共有される前に保存値が削除されているため、取り込めるデータがありません。」と表示されます。元のエクスポートを送ってもらうか、ファイルを Excel で開いて保存し、もう一度追加してください。保存値が削除されたコピーをまだどの決算も読み取っていない場合は、先にそのコピーを削除してください。「データの取り扱いとセキュリティ」もご覧ください。

ハルノが拒否またはスキップするファイル

ファイルに問題がある場合は、次の 3 通りに分かれます。種類が違うために追加されない場合、追加されたものの読み取れない場合、そして読み取れたものの、取り込むと帳簿が事実と異なる内容になってしまうため、一部または全部が拒否される場合です。ほとんどの場合は、正しい設定で弥生会計から新しくエクスポートし直せば解決します。

追加したもの結果対処方法
.xls、.xlsb、.xlsm、Numbers、テキストファイル追加されません。レポートを Excel 形式でエクスポートするか、Excel でファイルを .xlsx として保存してください。
QuickBooks の照合レポートではない PDFMac では「コピー済み · 未使用」と表示され、理由がファイルの下に示されます。「この PDF は QuickBooks の照合レポートではありません。Haruno が読み取る PDF は照合レポートだけです。レポートを Excel (.xlsx) にエクスポートし、そのファイルを追加してください。」決算はそのファイルを読み飛ばします。レポートを Excel(.xlsx)形式でエクスポートし、そのファイルを追加してください。PDF は残しても削除してもかまいません。
破損した、またはパスワードで保護された PDF/ページの画像でできた PDF/32 MB を超える PDF読み込み結果には「コピー済み · 読み取れませんでした」、[会社のファイル]には「読み取り不可」と表示されます。決算は、それが会社の唯一のファイルでない限り、そのファイルを対象外にして先へ進みます。破損した PDF やパスワードで保護された PDF は対象外にしたことが示され、照合レポートを PDF に印刷し直すよう案内されます。QuickBooks Online から照合レポートを PDF に印刷し直し、新しいコピーを追加してください。古いコピーは削除してください。
月の見出しが 2 回ある、勘定科目が 2 回ある、勘定科目の金額が数式になっている、財務諸表自身の合計ではない数式だけの行がある、または金額が明確な数値になっていない財務諸表取り込まれません。理由にはセルが示されます。たとえば「Sheet1!C6: formula-backed account value is unsupported; replace the formula with a verified literal amount before importing」(Sheet1!C6:数式に基づく勘定科目の値には対応していません。取り込む前に、数式を確認済みの値そのものに置き換えてください)のようになります。下書きでは、[対応が必要]の下に「‹file› was not imported: …」(‹file› は取り込まれませんでした:…)として表示され、セットアップページではファイルの下に理由が表示されます。示されたセルを修正するか、弥生会計からレポートをエクスポートし直して、新しいファイルを追加してください。
パスワードで保護された、または破損したワークブック/名前を .xlsx に変えただけで、実際にはその形式ではないファイル/アクセント付き文字を含む、古い文字コードの CSV/4,000,000 セルを超えるシート/発生主義と現金主義の両方、または 2 つの通貨が示されているシート読み込み結果には「コピー済み · 読み取れませんでした」、[会社のファイル]には「読み取り不可」と表示されます。パスワードを解除する、Excel で .xlsx として保存し直す(CSV は CSV UTF-8 で保存し直す)、期間を短くしてエクスポートする、または、発生主義・現金主義のどちらか一方と 1 つの通貨で実行し直してください。新しいコピーを追加してください。
P&L や Profit & Loss のようなタイトル[会社のファイル]に「該当なし」または[自動]とだけ表示され、下書きの対象から外されます。標準のタイトルでエクスポートし直してください。
四半期の列、期間の範囲の列、または年初来の 1 列だけがある損益計算書/クラス別損益計算書を除く、クラス・拠点・顧客で区分されたレポート取り込まれません。[読み取り形式]には[自動(財務諸表)]と表示されます。区分されていない財務諸表を、月ごとに 1 列でエクスポートしてください。
今日までの期間で実行したレポート、または前年、パーセンテージなどの比較列があるレポート該当する列は注記付きでスキップされ、ほかの月は取り込まれます。途中だった月が終わったら、その月の最終日までを含めてもう一度エクスポートしてください。比較列は対応不要です。
現金主義の貸借対照表、損益計算書、試算表読み込み結果に「現金主義」と表示されます。現時点では、財務諸表は警告なく下書きされますが、その後、決算が止まり、そのファイルは現金主義のエクスポートなので発生主義でもう一度実行するよう伝えます。試算表は、下書きの際に拒否されます。発生主義でレポートを実行し直してください。
会社の報告通貨以外の通貨の数値通貨が読み込み結果と[対応が必要]に表示されます。決算が止まり、どのファイルがどの通貨かが示されます。報告通貨でエクスポートするか、最初の決算の前に[会社の詳細]で報告通貨を変更してください。
月末より前の日付の貸借対照表残高は取り込まれず、そのファイルの行にその旨が表示されます。「The Balance Sheet on sheet 'Sheet1' is as of September 28, 2026, before September ends, so its balances aren’t imported. Export it again as of a month end: August 31, 2026, or September 30, 2026 once September is over.」(シート「Sheet1」の貸借対照表は 2026 年 9 月 28 日時点のもので、9 月が終わる前のため、残高は取り込まれません。月末時点でエクスポートし直してください。2026 年 8 月 31 日、または 9 月が終わった後の 2026 年 9 月 30 日です。)下書きはできますが、決算は同じ文で止まり、承認済みの会社には「まだ月次決算の準備ができていません」と表示されます。ほかに日付のある列が並んでいる場合は、早い日付の列だけが、注記付きで除外されます。月の末日時点でレポートを実行し直して追加し、そのあと早い日付のものを削除してください。
同じ財務諸表のエクスポートが 2 つある場合(損益計算書のファイルが 2 つあるなど)下書きは最新の月まで含むほうを使い、どちらを除外したかを示します。月を決算するときには両方が読み取られ、両方に含まれる月では、弥生会計があとで実行したエクスポートが使われます。複数のタブがあるワークブック 2 つは、引き続き拒否されます。対応は不要です。これを避けるには、全期間を 1 つのレポートにして、月ごとに 1 列でエクスポートしてください。

拒否された財務諸表がその会社で唯一の貸借対照表または損益計算書である場合、[マッピングを下書きする]は無効のままです。使えるものがほかにある場合、下書きでは、拒否されたファイルが[対応が必要]に挙げられます。このほか、「ハルノが読み取らないレポート」、古い Total Income 形式のレイアウトを扱う「損益計算書が拒否されるとき」、決算時のメッセージを扱う「決算が拒否されるとき」もご覧ください。

読み取れないファイルが 1 つあるだけで、決算全体が止まります
決算は、マッピングに記載されたファイルだけでなく、会社のすべてのファイルを読み取ります。読み取れないファイルが 1 つでもあると、何かが記帳される前に決算が止まります。決算はそのファイルの名前と理由を示します。たとえば「'broken.xlsx' couldn’t be read (cannot open workbook: File is not a zip file). Export it again, or take it out of the company’s files, then close again.」(『broken.xlsx』を読み取れませんでした(ワークブックを開けません:ファイルは zip ファイルではありません)。エクスポートし直すか、会社のファイルから取り除いてから、もう一度決算してください。)のように表示されます。事前確認でもすべてのファイルを読み取るため、何かが決算される前に同じ文でそのファイルの名前が示され、その会社には「決算されます」ではなく「決算されません」と表示されます。ファイルが原因で止まった決算では、その結果の行に[会社から削除]が表示され、会社にレポートができた後は[ファイル]タブにも表示されます。読み取れないファイルが複数ある場合は、1 つずつ見つかります。開けない PDF は例外です。決算はそのファイルを対象外にして先へ進みます。ファイルを削除できる条件は、「ファイルを削除する」で説明しています。

マッピングの下書き後にファイルを追加する

会社にマッピングができた後は、翌月のエクスポートやそのほかのファイルを、[帳簿]メニューから、または会社にレポートができた後は会社のページの[ファイル]タブから追加します。Windows 版ハルノには[帳簿]メニューがなく、[ファイル]タブを使います。ファイルはこれまでと同じ方法でコピーされて読み取られ、次の決算の対象になります。帳簿が QuickBooks から取得される会社は、翌月以降の月を代わりに[同期]で取り込みます(「QuickBooks と会社の帳簿」をご覧ください)。

  1. [ポートフォリオ](⌘1)を開き、会社をクリックします。
  2. [帳簿]▸[エクスポートを読み込む…]を選択します(会社のページを開いている間だけ表示されます)。
  3. [会社のファイルをアップロード]ウィンドウで、ファイルを選択して[ファイルを追加]をクリックします。このウィンドウで選べるのはファイルだけで、フォルダは選べません。
  4. [<会社名> にデータを追加しました]シートを確認し、[完了]をクリックします。

    このシートには、ハルノが新しい各ファイルをどう読み取ったかが示されます。各行の会社名、期間、「発生主義」を確認してください。会社にレポートができた後は、会社の[ファイル]タブにファイルが一覧表示され、新しいファイルはそこから削除できます。

会社にどのファイルがあるかを確認するには、会社のページの[ファイル]タブを使うか、[帳簿]▸[帳簿フォルダを Finder に表示]を選択し、その会社のエクスポートフォルダを開きます。見るだけにしてください。このフォルダには元帳とマッピングも入っており、ここでファイルを削除しても、そのファイルの数値が元帳から消えることはありません。

新しいファイルはどうなるか

  • ファイルを追加しても、何も記帳されません。元帳が変わるのは、決算したときだけです。
  • 決算では、会社のすべてのファイルが読み取られます。マッピングに記載されたファイルは記帳され、それ以外のファイルは対象外となり、決算結果には、そのファイルがそのまま残されたことが記されます。
  • ファイルを追加しても、マッピングが変わることはありません。翌月の貸借対照表と損益計算書には変更が不要ですが、承認後に追加した予算のように、マッピングにそのためのセクションがない種類のファイルは、すべての決算で対象外になります。そうした場合、読み込み結果には「コピー済み · マッピング対象外」と表示されます。

決算の「事前確認」には、前回の決算以降に追加されたファイルが一覧表示されます。新しい勘定科目や、新しい種類のファイルをマッピングに加える方法は、「マッピングを変更する」で説明しています。新しいエクスポートによって、すでに決算した月の数値が変わる場合、決算がそれを黙って変更することはありません。決算結果の[修正…]で、その差額を後の月に記録するか、理由を添えてその月を再オープンするかを選べます(「月の再オープン」をご覧ください)。

同じ名前のファイルがすでにある場合

会計ソフトは通常、同じレポートをエクスポートするたびに同じファイル名を付けます。ハルノがファイルを置き換えることはありません。新しいコピーは古いコピーの隣に Profit and Loss 2.xlsx として保存され、その次は 3 になります。読み込み結果には「Profit and Loss 2.xlsx として、以前のファイルの隣に保存しました。決算ではそのファイルの後に読み込むため、こちらの数値が使われます。」と表示されます。この 2 文目が示されるのは、ハルノが読み取り、かつマッピングも読み取るコピーに限られます。読み取れなかった、認識できなかった、またはまだ分析していないコピーには、以前のファイルの隣に保存したことだけが示され、それ以外はそのコピー自身のラベルが示します。上書きすると、以前の決算が読み取った内容が黙って変わってしまうため、両方のファイルが残り、決算では毎回、元のファイルの後にコピーが読み取られます。会社のマッピングがそのファイルを読み取らない場合、その行には「コピー済み · マッピング対象外」と表示され、その下の行に、次の決算では対象外になると表示されます。

同じ財務諸表の複数のエクスポートの間では、ハルノは弥生会計が実行した時刻で判断します。各フッターに印刷された実行時刻(日付、時刻、タイムゾーン)を読み取り、両方に含まれる月では、ファイル名にかかわらず、最後に実行したエクスポートの数値が使われます。そのためには、その財務諸表のすべてのエクスポートに実行時刻が必要です。そうでない場合と、ほかのすべてのファイルでは、コピーは、コピー元のファイルの後に読み取られます(Profit and Loss 9.xlsx の後に Profit and Loss 10.xlsx)。そのため、両方に含まれる月ではコピーの数値が使われ、互いに無関係な名前のファイルは、名前順に読み取られます。前回の決算以降に加わった月だけをエクスポートしてください(「毎月の作業」をご覧ください)。マッピングが読み取る CSV の番号付きコピーも読み取られますが、それ以外の名前の CSV は、すべての決算で対象外になります(「セットアップ後の請求・CRM のエクスポート」をご覧ください)。すでに決算した月を訂正するには、「マッピングの承認後、または月の決算後」と「修正再表示」をご覧ください。

ファイルを削除する

ファイルを削除できるのは、アプリが会社のファイルを一覧表示している場所です。具体的には、セットアップページ(マッピングを下書きする前、承認前の下書きを破棄した後、または「まだ月次決算の準備ができていません」と表示されているとき)と、会社にレポートができた後の会社のページの[ファイル]タブです。最初の決算より前は、すべてのファイルを削除できます。決算後に削除できるのは、どの決算にも読み取られていないファイルだけです。前回の決算以降に届いたファイル、マッピングの対象外のファイル、ハルノが読み取れなかったファイル、またはハルノが受け付けなかったファイル(たとえば、その月が終わる前に出力した貸借対照表)が該当します。決算で読み込んだファイルは残ります。その数値は報告済みの月に含まれています。ハルノはそのコピーをゴミ箱に移動します。ゴミ箱を空にするまでは元に戻せます。元のファイルには手を加えません。Windows 版ハルノでは、確認のうえでそのコピーを削除します。元に戻せるゴミ箱はありません。

  1. セットアップページまたは会社の[ファイル]タブで、[会社のファイル]の中からそのファイルを探します。
  2. その行を Control キーを押しながらクリックして[会社から削除]を選択するか、そのファイルのゴミ箱ボタンをクリックします。
  3. 確認のダイアログで[ゴミ箱に入れる]をクリックします。

ファイルをコピーしている間や、下書きがファイルを読み取っている間は、ゴミ箱ボタンは無効です。macOS が削除を拒否した場合は、「『<ファイル名>』を削除できませんでした」というアラートにその理由が表示されます。決算が読み取れなかったファイルには、その結果の行にも[会社から削除]があります。

マッピングを下書きしたが、まだ承認していない場合

下書きが承認待ちの間、セットアップページにはファイルが一覧表示されません。決算済みの月がない会社では、誰も承認していない下書きを破棄でき、破棄するとリストが再び表示されます。

  1. 会社のセットアップページで[この下書きを破棄]を選択し、続けて[下書きを破棄]をクリックします。

    確認のダイアログには次の警告が表示されます。「マッピングとそこに記録された回答は削除され、元に戻せません。会社のファイルは残ります。」

  2. ファイルを削除し、必要なら差し替えのファイルを追加します。
  3. [マッピングを下書きする]をクリックして、もう一度下書きします。

マッピングの承認後、または月の決算後

承認しただけで、ファイルを削除できなくなるわけではありません。ただし、マッピングが承認されて決算できる状態になると、セットアップページにはファイルが一覧表示されなくなり、決算後に削除できるのは、どの決算にも読み取られていないファイルだけです。まだレポートがなく、マッピングは承認済みで、問題がハルノの読み取れないファイルだけの会社には、まだ削除の操作がありません。事前確認はそのファイルの名前を示しますが、会社のページにはファイルが一覧表示されません。会社名とファイル名を添えて、サポートにご連絡ください。対処はファイルによって異なります。

ファイル対処
ハルノは読み取れたが、マッピングにそのファイルの内容が何も記載されていない対応は不要です。決算のたびに対象外となり、その名前が結果に記されます。どの決算にも読み取られていないため、そのファイルにも[会社から削除]が表示されます。
ハルノが読み取れない次の決算が止まります。事前確認はそのファイルの名前と理由を示し、その会社には「決算されません」と表示されます。会社の[ファイル]タブ(会社にレポートができた後)、またはそのファイルを挙げた決算の結果の行にある[会社から削除]で取り除き、もう一度決算してください。
ある月の数値が誤っている訂正したエクスポートを追加します。古いファイルの隣に保存され、その後に読み取られるため、訂正後の数値が使われます。その月が決算済みの場合は、決算が止まり、変わる数値が一覧表示されます。[修正…]で、その差額を後の月に記録するか、理由を添えてその月を再オープンするかを選べます。その後、その月の数値を確認してください(再オープンした月については、[修正再表示]に動いた内容が一覧表示されます)。数値が変わらなかった場合は、会社名とファイル名を添えてサポートにご連絡ください。
別の会社のファイルである追加すると、ハルノは「コピー済み · 別の会社のエクスポート」と表示してそれを知らせます。どの決算にも読み取られていなければ、[ファイル]タブから削除し、もう一方の会社に追加します。決算で読み込まれた後の場合は、両方の会社名とファイル名を添えて、サポートにご連絡ください。取り除かれるまでは、この会社の決算のたびにそのファイルが読み取られます。

次のステップ

会社に貸借対照表と損益計算書がそろったら、マッピングを下書きします。