自分の Google アプリを使う

ご自身で作成した Google アプリ経由で Gmail、Google カレンダー、Google ドライブに接続し、ハルノに何を許可するかを自分で決められます。

これは何ですか

Gmail、Google カレンダー、Google ドライブに接続するとき、ハルノはまず Google であなたの許可を求めます。通常はハルノ自身の Google アプリ経由で求めており、そこで要求する権限は意図的に最小限にしてあります。

その代わりに、ご自身の Google アプリを登録することもできます。作成は無料で、Google のサイトで一度だけ行います。以降ハルノはそのアプリ経由で接続するため、許可画面はあなたのものになります。必要であれば、メールの読み取りや、ハルノ用フォルダだけでなく Google ドライブ全体へのアクセスまで許可できます。

どちらの場合も主導権はあなたにあります
何を許可した場合でも、Google アカウントでいつでも内容を確認し、取り消せます。ハルノ側でコネクタを切断することもできます。ご自身の Google アプリとその情報は、お使いのコンピューター内に保存されます。

必要なもの

  • Google アカウント。通常の Gmail アドレスで十分で、Google Workspace は必要ありません。
  • 15〜30 分ほどの時間(最初の一度だけ)。
  • 費用はかかりません。自分の Google アプリの作成は無料です。
  • Mac または PC にインストール済みのハルノと、最後に Google からダウンロードするファイル。

設定は一度だけです。そのあとの Gmail、Google カレンダー、Google ドライブへの接続は、これまでとまったく同じ操作です。

始める前に知っておきたいこと

時間をかける前に知っておきたい点が 2 つあります。どちらも手順 3 での選択によって決まります。

通常の Gmail アカウントの場合
新しく作った Google アプリは、審査を受けるまでテスト状態のままです。テスト状態の間は週に 1 回ほど再ログインが必要で、ログインのたびに Google が「確認されていないアプリ」という警告を表示します。どちらも自分で作ったアプリでは通常の動作です。

その警告画面では「詳細」を開き、続行を選んでください。警告の対象になっているアプリは、あなた自身のアプリです。

Google Workspace アカウントの場合
手順 3 で「外部」ではなく「内部」を選んでください。週 1 回の再ログインも、警告画面も、審査も不要になります。内部アプリは自分の組織のメンバーだけが使えます。

アプリを Google に審査してもらい公開すれば、週 1 回の再ログインはなくなります。ただし審査には時間がかかり、メールの読み取りを求めるアプリはさらにセキュリティ評価が必要で、その手配と費用はご自身の負担になります。個人が自分用に使うアプリであれば、テスト状態のまま毎週ログインし直すほうが簡単なことが多いです。

自分の Google アプリを作る

  1. Google Cloud コンソールを開き、使いたい Google アカウントでログインします。新しいプロジェクトを作成し、好きな名前を付けます(「Haruno」などで構いません)。
  2. 作成したプロジェクトで「API とサービス」を開き、Gmail API、Google Calendar API、Google Drive API の 3 つを有効にします。1 つしか接続する予定がなくても、あとで戻らずに済むよう 3 つとも有効にしておきます。
  3. 同意画面(コンセント画面)の設定を開き、アプリ名とご自身のメールアドレスを入力します。対象ユーザーは、通常の Gmail アカウントなら「外部」、Google Workspace があり週 1 回の再ログインを避けたい場合は「内部」を選びます。
  4. 「外部」を選んだ場合は、テストユーザーの一覧を開き、ハルノに接続する予定の Google アカウントをすべて追加します。ご自身のアカウントも含めてください。ここが最もよく見落とされる手順です。この一覧にないアカウントは、他がすべて正しくてもログインできません。接続したいアカウントが増えるたびに、ここへ追加が必要です。
  5. 「認証情報」を開き、認証情報の作成から「OAuth クライアント ID」を選び、アプリケーションの種類は「デスクトップ アプリ」を選びます。ウェブ アプリケーションのクライアントではハルノでは使えません。
  6. クライアントを作成した直後に Google が表示するダウンロードボタンから、JSON ファイルをすぐにダウンロードします。シークレットが表示されるのはこのときだけです。
  7. ハルノで「設定」→「コネクタ」を開き、自分の Google アプリを使う設定を選びます。ダウンロードしたファイルをアップロードするか、その中のクライアント ID とクライアント シークレットを貼り付けます。あとは通常どおり Gmail、Google カレンダー、Google ドライブに接続します。表示される許可画面は、あなた自身のアプリのものになります。

Google はこれらの画面の名称をときどき変更します。上の手順と少し違う表記になっていた場合は、文言そのものではなく同じ意味の項目を探してください。

それぞれの権限でできること

接続するとき、Google はチェックボックス付きの権限一覧を表示します。1 つずつ選べます。チェックを外した項目は、その行の内容をハルノが行えなくなるだけです。

Google の画面に表示される権限ハルノができるようになること
ユーザーに代わってメールを送信メールの作成と送信、および承認済みの返信の送信。
メールの読み取り、作成、削除メールの検索と閲覧、添付ファイルを開く、スレッド内での返信、ラベルによる整理、メッセージをゴミ箱へ移動。
メールのラベルの管理ラベルの作成、名前変更、適用。上の行を許可した場合はすでに含まれています。
すべてのカレンダーの予定の表示と編集予定の確認と、イベントの作成・変更・キャンセル。
このアプリで使用する Google ドライブのファイルのみの表示・編集・作成・削除ドライブ内のハルノ用フォルダと、ご自身で選んだファイルの範囲で作業します。
Google ドライブのすべてのファイルの表示・編集・作成・削除Google ドライブ全体を扱い、選んだフォルダを同期し続けます。
ハルノに欠かせない 2 つの権限
Gmail には「ユーザーに代わってメールを送信」が必要です。これがないと接続は作成されません。Google ドライブは 2 行のうち少なくとも 1 つが必要です。それ以外は本当にご自身の判断で選べます。
スケジュール実行への影響
「メールの読み取り、作成、削除」を許可すると、あなたが席を外している間に動くスケジュール実行が、事前確認なしにメッセージをゴミ箱へ移したり下書きを用意したりできるようになります。メッセージの送信、返信、イベントへの招待など、コンピューターの外に出る操作は、これまでどおり戻ってきたときの承認待ちになります。ゴミ箱に移したメールは Gmail で 30 日間は復元できます。

元に戻す・アプリを削除する

いつでも変更できます。ハルノの設定でご自身の Google アプリを削除すると、それ以降の新しい接続はハルノ内蔵のアプリを使うようになります。

すでに作成済みの接続は、その接続を作ったアプリのまま動き続けるため、切り替えた瞬間に何かが壊れることはありません。移行が必要になった接続については、ハルノがそのコネクタ上で理由とともにお知らせします。ログインし直すのは数秒で終わります。

うまくいかないとき

表示される内容意味と対処
Error 403: access_deniedログインしようとしているアカウントが、アプリのテストユーザー一覧に入っていません。Google Cloud コンソールで追加してください。接続するアカウントごとに登録が必要です。追加後、もう一度お試しください。
Google のログイン画面ではなくブラウザのエラーページが表示される作成したクライアントがウェブ アプリケーション用です。作り直して、アプリケーションの種類に「デスクトップ アプリ」を選んでください。
週に 1 回ほど Google への再ログインを求められるアプリがまだテスト状態です。不具合ではなく Google の仕様です。ログインし直すのは数秒で終わります。Google Workspace の内部アプリにすれば、この制限自体がなくなります。
accessNotConfigured を含むメッセージ3 つのサービスのいずれかがプロジェクトで有効になっていません。「API とサービス」に戻り、Gmail、Google Calendar、Google Drive の API を有効にしてください。
「このアプリは Google で確認されていません」想定どおりで、この場合は問題ありません。ご自身のアプリで、Google の審査を受けていないだけです。「詳細」を開いて続行してください。
切り替えのために再ログインを求められるその接続は別のアプリ(ハルノ内蔵のアプリ、または以前のご自身のアプリ)で作成されています。該当のコネクタでログインし直すと移行できます。

次のステップ

Google アプリの設定は一度きりで、あとは意識せずに使えます。続けて他のツールを接続したり、ハルノがアクセスできる範囲を確認したりしましょう。